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[天皇杯3次ラウンド]B3勢が番狂わせを起こし、接戦続きの7回戦スタート

2022年10月29日

第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会は1次、2次ラウンドでそれぞれ3試合が行われ、本日10月29日より7回戦がスタートした第3次ラウンド。3試合の延長戦があり、初日から接戦続きとなりました

2次ラウンドを勝ち抜いたB3リーグのベルテックス静岡が延長戦の末、69-65で西宮ストークスを、岩手ビッグブルズは75-72の接戦を制し、福島ファイヤーボンズにそれぞれB2を下し、初戦を突破しました。同じくB3リーグのトライフープ岡山と豊田合成スコーピオンズもB2チームを相手に拮抗した試合展開となりましたが惜しくも敗れ、越谷アルファーズと佐賀バルーナーズが8回戦へ駒を進めました。

現在B2西地区1位の愛媛オレンジバイキングスと同2位の長崎ヴェルカの首位決戦も40分間で勝負がつかず、延長戦にもつれこみます。5分間の延長戦で一歩リードしていたのは長崎でしたが、土壇場で愛媛が追いつき、残り2秒で古野拓巳選手が3ポイントシュートを決め、99-96の逆転勝利で首位の意地を見せました。それ以外にライジングゼファー福岡、青森ワッツ、アルティーリ千葉が明日10月30日(日)はB1チームに挑みます。

4会場の中で唯一、BリーグもB3リーグのチームも存在しないのが宮崎県会場(早水公園体育文化センター)です。サンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生選手は延岡学園出身。三遠ネオフェニックスの清水太志郎アシスタントコーチは宮崎県出身、小林高校で活躍し、いずれも凱旋試合の初戦を勝利で飾り、明日は4次ラウンド進出決定戦を戦います。また、前回大会チャンピオンであり、3連覇を目指す川崎ブレイブサンダースが宮崎県に登場します。

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